前回(定期試験5科目30点!Kくんの逆襲!その4)の続きです。
年明けより、
数学、理科、社会は、忍耐強く何度も基礎基本部分を繰り返した効果が出てきたものの、国語・英語は苦手のまま。
国語は漢字練習、作文の書き方を何度も指導が続いていました。
英語は少しでも多く単語を覚えること、リスニングも耳を慣らすように特訓しました。
その成果が出てきたのが、やはり2月末になったころからでした。
2月末には、栃木県立高校入試の過去問を本番さながらにトライさせました。
ここ数か月、睡眠時間、学校の休み時間を削って学習し続けたKくんは、
栃木県の入試問題過去問において、
①平成25年度過去問 280点
↓
②平成22年度過去問 314点
↓
③平成21年度過去問 309点
↓
④平成26年度過去問 305点
と安定して得点が取れるようになったのです。
8月の下野模試で、80点前後しか取れなかったのが、
不思議なくらいの高得点!努力し続けた結果です。
8月偏差値29、その後1月の模試でも35だった生徒がロケット上昇でした。
奇跡を見た感じです。
入試前日の3/6は日曜日でしたが、塾は終日開けて、受験生の学習をフォローし続けました。
Kくんは27年度入試問題を解いて、また手ごたえ感じていました。
しかし、何せ内申点の低さがどれほどマイナスになるかわからず、
私自身はKくんを戒めて、翌日の本番に送り出しました。
次回最終回。。