塾長 中谷です。
当塾、「学ぶ力」と名のっているのですが、
学ぶ力と名付けた理由がいくつかあります。
そもそも、学ぶ力とはなんでしょうね。
「学ぶ力」とは、学びの推進力となる基本的な部分と私は解釈しています。
計算や漢字などの基礎的学習、早く読む、思考する、記憶する力といった学習をする上で武器となるものです。
しかし、一番重要なことは気持ち面かと思っています。
やらされるのでなく、自ら学習に取り組む姿勢ではないでしょうか。
勉強をやらされているのか、やっているのか?
これって、本当に一番重要だと思いませんか。
やらされている感のある生徒がぐんぐん成績を上げるなんて見たことがありません。
やらされている感のある生徒は壮大な伸びしろがある感じがしています。
「自らやる」に切り替わったらどんなに成績を上げるんだろうと思うのです。
そして、点数が上がっても良い高校に合格しても、
学ぶ力を下げている生徒が多いと感じています。
自ら学ぶ姿勢(気持ち)の部分です。
それは教えてもらうことに慣れてしまったことによると思うのです。
現代の塾は客商売の意識が強く、いかにサービス良く保護者目線を意識するかに重点を置いています。
「わかるまで教えます」「面倒見地域100%、全部お任せください」など売り文句ですね。
そして保護者もそういう塾を選びますよね。
本当に生徒の将来のためなら、キャッチコピーは
「わかるまで考えてもらいます」「自分のことは自分でやってもらいます」
だと思うんですよ。私も集客したいので、そんなキャッチは掲げないですが。
「苦労は買ってでもしろ」ということわざがありますが
社会人になると本当にそうだと思います。
徹底的に教え込まれたり、全部やってくれることに慣れてしまって、
どんどん受け身な姿勢に変わっていく生徒たち・・・。
受け身になった生徒は、やらされている感のある生徒と同様成績は上がりません。
それでも、そういう塾の方が集客が良いので、少子化で厳しい塾業界において
生き残りをかけてその方向にシフトしています。
合格実績や合格率をてんびんにかけても、です。
そういった塾は合格実績や合格率を掲げていないところが多いのも特徴ですね。
生徒がたくさんいたら、たいていの高校名は上がりますのでその程度です。
しかし、重要なのはそこではないですよね。
どれだけの割合の生徒が頑張って合格を勝ち取ったかだと思います。
そこは、当塾は正々堂々としています。
当塾が合格実績や合格率をガラス張りにしているのはそういう理由があります。
実際を見てみてください、ということです。
自ら学んで「学ぶ力」を身につけて、なおかつ実績を出す。
「塾 学ぶ力」の他塾との差別化ポイントです。
その2に続く。