こんにちは。塾長の中谷です。
前回の定期テスト、どうでしたか。
つまづいた方、次回の学年末テストは気持ちを入れて学習した方が良いですよ。
久々に定期テストについてお話します。
定期テスト学習で一番重要なテキストは何でしょうか。
みなさんわかりますよね。
それは、学校の副教材である通称「学校ワーク」です。
中学校は教科書中心で学習してそれを補う形で「学校ワーク」を利用しています。
実はとてもよくできた教材です。
学校の授業で習ったことを演習という形式でどの教材よりも網羅してくれています。
そして、よく見ると実は応用を利かせないと解けないような難問も入っているのです。
ですから、これを使いきることが定期テストで良い点数をとるコツです。
ではどのくらいやると良い点数が取れるのか?
それは最低3周です。
他塾から転塾した生徒に聞くと「学校ワーク」3周をやっていない生徒が結構な数いて
やり切ることの大変さや違う教材を利用していることがわかります。
では、学ぶ力では・・・・
試験前、まずは「学校ワーク」から始めさせ、必ず3周回させます。
ではもっと周回すれば良いのかは、下記の2点から推奨しません。
一つ目が、同じ教材では飽きる生徒もいて身に入らなくなることがあること、
二つ目が、3周した生徒は優秀な生徒なので異なる切り口の問題に取り組ませた方が
良い点が取れる、
です。
学ぶ力では、ワーク3周だけで終わる生徒はほとんどいません。
その後も、5教科試験全範囲を、勉強するための仕掛けと様々な教材を利用し、
定期試験当日までにMAX7周まで持っていきます。
すると、定期テストで次のような結果に結びついていきます。➠ 定期テスト結果(20242学期中間)
これだけの量をやるのは実はなかなか難しいのです。
少し想像してほしいのですが、
学校と塾のそれぞれが異なる指導で、それを学習すると、
両方を同じ熱量で習得するのは難しく、どちらかを優先してしまうのではないでしょうか。
そんな状況ならどうしてもお金を支払っている塾を優先してしまいます。
転塾してきた生徒によると
試験前でも学校ワークを利用しない塾もあるそうです。
すると、定期テストの点数が取れなくても仕方ない面もあると思います。
塾の指導と学校の指導が融合していることが一番点数が取れると明言できます。
脳科学的にも異なる指導やテキストを利用すると、脳に定着しにくいそうです。
そしてもうひとつ重要な視点があります。
それは、間違った問題にこそ価値がある、ということです。
生徒に言っていることなのですが、勉強はできない問題探し、なのです。
できなかった問題をすべてできるようにしていけば
そのうち、100点が取れます。
最後にまとめると
定期テストでリベンジを果たしたい方は、学校ワーク3周+αを目指してみてください!
学校ワークを解く際は、できた問題よりもできなかった問題にフォーカスして
それをできるようにしていきましょう。
この意識と行動で、必ず前回のリベンジができますよ。