こんにちは。塾長中谷です。
まず始めに、お子様に伸び伸び受験を楽しんで欲しい、
ネガティブな情報を知りたくない、
という方、少しきつい情報かもしれません。
現実を知りたい方のみ読んでくださいね。
当塾の2025入試は宇都宮中央高校と宇都宮北高校の両校合わせて
6人挑戦して5人が合格しました。
これってどう思われますか?1人不合格出てるじゃん、ですかね。
宇都宮中央高校・宇都宮北高校の入試倍率は各1.54と1.61で、
一方、偏差値は宇都宮中央高校普通科62、宇都宮北高校58です。
高偏差値高校の両校が高倍率であるため、志望する生徒は大変でしょう。
入試倍率『1.60』とは、100人合格して60人不合格になる割合です。
ですから、5人合格で3人不合格も1.6倍です。
合格発表の日、高校には不合格者も大勢いる状況になります。
それほど厳しい倍率ということです。
ですから、当塾の5人合格で1人不合格は良い方だと思います。
通われている塾は、合格、不合格を明らかにされていますか?
もし、明らかにされていない場合は合格率が低い疑いがありますのでお気をつけください。
ここからが本編です。長くてすいません。。
入試の倍率は、出願までたどり着いた生徒たちと募集人数から算出した数字です。
しかし、本当は当初志望していたけど、何らかの理由で志望校を変え出願までたどり着けなかった
生徒たちもいるはずですよね。
ここが表題の『盲点』ということなんですね。
詳しく説明します。
下野模試では志望高校の判定が出ます。
その際、第一志望.第二志望・・・という記載欄があり、
そこから各高校の第一志望にしている受験生の数を算出できます。
マル秘情報なので、当ブログ読んでいただいた方限定です。
実は、以前にも当ブログでお伝えしている情報の続編です。⇒ 宇都宮北高校をあきらめるな!
2025年入試がどうだったかです。今回は宇都宮中央高校も算出しました。
そして驚きましたね。。数値は換算値です。
①宇都宮中央高校 6月志望者数 1200人
⇩ ⇩ ⇩
宇都宮中央高校 2月出願者数 340人
⇩ ⇩ ⇩
宇都宮中央高校 合格者 240人(特色選抜含む)
②宇都宮北高校 6月志望者数 1074人
⇩ ⇩ ⇩
宇都宮北高校 2月出願者数 435人
⇩ ⇩ ⇩
宇都宮北高校 合格者 320人(特色選抜含む)
端的にお伝えすると
①宇都宮中央高校の場合、6月時点で志望者が1200人程度いるが、合格者は240人である。
当初志望していた人数の内、960人が入学していない。
②宇都宮北高校の場合、6月時点で志望者が1070人程度いるが、合格者は320人である。
当初志望していた人数の内、750人が入学していない。
(合格者の中には第一志望にしていなかった生徒もおそらくいますのでざっくり換算です。)
ということになります。
入試の最終倍率は、「1.6前後」ですが、
6月時点からの倍率は宇都宮中央高校5.0倍(志望者数1200÷合格者数240)、
宇都宮北高校3.3倍(志望者数1070÷合格者数320)という倍率です。
中学3年生になると、部活動は中学3年生が中心となり忙しいですし勉強もさらに難しくなります。
ということで今まで以上に忙しくなるので頭を入試に切り替えるのが難しい状況です。
そして、生徒の大半がこれほど厳しい入試が待っていることを知りません。
その結果、なんとなく学習していて偏差値が伸びず
大多数の受験生が余儀なく変更しているのです。
当塾の半数以上が毎年宇都宮北高校以上の偏差値の高校を志望しています。
だから、4月までに、やる気アップガイダンスで塾生に、
そして保護者には保護者会(学ぶ力セミナー)でこのことを伝えています。
そこで覚悟を決める生徒もいますが、そのまま様子見の生徒も出てきます。
偏差値が足りない生徒は頑張って伸ばせば良いのです。
Never Give Up ! なんです!!
宇都宮にお住いの小学生・中学生の保護者の皆様、今から入試に対する準備が必要です。
先ほどの2校の倍率だけでなく実は宇都宮市内の県立高校全体の倍率は「1.4」を超えています。
2025、新聞発表では栃木県全体の県立高校倍率は1.08だったので、宇都宮市が突出して高いことがわかります。
学ぶ力では、中学1年生から入試に備えて「5教科学習」と「真剣に向き合う姿勢」を指導しています。
そして各科目の学習にも多くのこだわりが詰まっています。
一例ですが、国語の読解向上のために「速読トレーニング」を活用し、
英語の入試対策として「速読聴英語講座」を必修にしています。