「やる気」の大事な視点

こんにちは。塾長 中谷です。

 

お子さまに勉強に対してやる気が無いことを嘆いておられる方、多いと感じます。

 

ゲームとかスマホとか、好きなことはやるんだけど・・・

 

楽しいですからね。気持ちはわからないでもないです。

 

 

ただ、そんなときに重要な視点があります。

 

勉強に対しては、やる気があるからやる、やる気が出ないからやらない、ではないということ。

 

 

それなら強制的に学習するように塾に入れることも良いと思います。

 

 

少し脱線しますが、

 

塾の現場では褒めまくる、というキラーコンテンツを駆使する塾があります。

 

これでやる気が出る生徒もいるようです。

  

「褒め」ですが、素人のアルバイト講師がたくさんいる塾ほどやりまくります。

 

理由は、誰にでもできて効果が高いので褒めまくれと指示を受けるからです。

 

 

やる気を出させるために必要以上に褒める行為ですが、悪くはないですが良くもありません。

 

メリットとしては、やる気に結びつく可能性があったり、自己肯定感が上がったり、

 

一方で、デメリットもたくさんあり、逆に自己肯定感が下がったりもあります。

 

意味もなく褒めまくってると、そのうち虚言を感じて関係悪化や心に響かなくなります。

 

また、褒められることに慣れてしまうことが一番怖い。

 

褒めれないとやらなかったり、褒められるために失敗を恐れて挑戦ができなくなったりします。

 

褒めるということはそれなりに厳しさも一緒に持ち合わせて初めて成立する行為なのです。

 

 

 

冒頭の

 

やる気があるからやる、やる気が出ないからやらない、ではないということ、

 

に話を戻しますと

 

褒めてやらせるのではなく、「やるべきことはやる」という考え方です。

 

やりたくなくてもやるべきことはやる、です。この視点が重要なのです。

 

学力が高い生徒ほどこれができています。

 

うまくセルフコントロールしているのかもしれません。

 

 

本当に必要なのは 「やる気が無くてもやる」ような人を育てることではないでしょうか。

 

私が考えるやる気はそういうものと思っています。

 

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