学習の入り口は「記憶」すること

こんにちは。塾長 中谷です。

 

先ほど鬼怒川河川敷で桜を見てきました。

 

数日前暴風雨がありましたので、どんな様子か心配でしたがきれいに咲いていました。

 

気温も過ごしやすくなりましたね。

 

 

今日は「記憶」について書きます。

 

世の中の風潮と言いますか、

 

政府が「知識偏重の教育から思考力や判断力、表現力を育む教育へのシフト」を推し進めています。

 

その結果、「思考力~~」部分に意識が向き、

 

知識は重要でないと思われたりするように感じることがあります。

 

また、入試にもはっきりと正解がないものを考えさせたりといった問題が出題され

 

こういった出題形式が脚光を浴びています。

 

  

しかし、皆さんに知っていただきたいのが、学習の基本は「知識を記憶すること」であるということです。

 

入試の中心は知識問題ですし、これらを暗記すること、

 

そして、記憶する能力は今後生きていく上で一番重要で汎用的なものです。

 

運転免許を取るときや各種資格を取るとき、

 

その社会人になって仕事をする際も、記憶することは重要になります。

 

 

学術的な話をいうと学習における認知過程において、

 

まず一番にくることが「記憶」であり、

 

その後から「理解」➠「応用」➠「分析」➠「評価」➠「創造」だそうです。

 

学習能力の高い生徒は、記憶に長けていることが多いですし、

 

上手に「理解」と「記憶」を絡み合わせて認知しています。

 

冒頭の政府の方針で言うと、

 

思考力や判断力、表現力を育む」についても、

 

「知識の記憶」の上でそれらのことが構築されていくのではないかと思います。

 

 

こういうことから、「記憶すること」はとても重要です。

 

では、記憶って、いろいろなやり方がありますが、

 

どんな方法が一番効率的なのかご存知でしょうか。

 

定番なものは

 

・何度も書く

 

・何度も暗唱する

 

ですよね。

 

この方法でも覚えることはできますが、

 

もっともっと効果的な方法があります。

 

それが「アウトプット」です。

 

以前のブログでも書きました最高の勉強法で有名な安川先生の著書では「アクティブリコール」と言っています。

 

これには実はしっかりとした検証結果も存在します。

 

アウトプットとは、頭の中にある情報を思い出したり、言葉に出したり、

 

自らの力で問題を解いたりすること。

 

シンプルなことですが、脳に負荷をかけているので、一番効果的だそうです。

 

 

 

学ぶ力では、毎回必ず漢字と英単語を覚える時間があります。

 

暗記は、生徒任せにしていると「やってほしいと思う生徒」ほどやりません。

 

ですから、暗記学習も塾で担保しているわけです。

 

そして、暗記を続けていると驚くことが起きます。

 

それは、暗記するスピードがどんどん速くなっていくのです。

 

 

 

では、学ぶ力ではどんな暗記方法なのかというと、

 

漢字も英単語を何度も書かない暗記術(アウトプット)を実践しています。

 

「何度も書くな!」って指導するので、

 

お母さん方にも、同業の先生方にも驚かれます。

 

身体や手を使った暗記ではなく、頭をうまく使うようにする暗記術です。

 

トレーニングすると誰でも上達します。

 

何度も書かせて覚える方法は、暗記せずにただただ手の運動をしてる生徒もいますし、

 

何度も書かない「アウトプット法」は、時間も短く済みます。

 

時間効率が高くて、個人差はありますが覚えるスピードがだんだん速くなっていくので

 

一石二鳥ですよね。

 

 

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