こんにちは。塾長 中谷です。
少し前ですが、定期テストで点数をとる学習のやり方をお伝えしました。➠ ブログはこちら
定期テストで良い点数を目指すにはいっぱい学習しよう、という内容でしたが、
こういう場合に、必ず起こるのが大量学習しても学習の質が低いと意味がないという意見です。
これってどう思いますか。
質を重視する意見、量を重視する意見、どちらも重要だ、という意見それぞれあるかと思います。
ここで冷静に考えると、量はたくさん学習することと理解できますが
では質とは何ぞや、ということです。
過去のブログでも、質が良い学習について書いていますが、
良い先生に教わることや良い教材を見つけることと考える方もいるかもしれません。
いずれも不正解ではないですが、私が考える質の良い学習とは、しっかりと脳に定着させることができる学習であり、
それが効率的であればなおさら良いと思っています。➠ こちらもご覧ください。。
では本題ですが、
成績を上げたいのなら、量と質、両方とも重要ではあるのですが、
実は、「学習の質」を上げたければ「学習の量」を上げなければ得られない、のです。
それが、学習の質と量の関係性です。
学習の量を上げれば成績は上がりますが、
逆に質を上げただけでは、本人はやった気になっているかもしれませんが
大きな変化は生まれません。
では、質を上げるためになぜ量が必要なのか。
量を上げることは意識さえあれば誰でもできます。
ですから、まずは学習の量を優先的に上げてみてください。
その結果、自分に何が不足していてどうすれば良いのかも見えてきます。
そして、改善しようと考える過程が質に繋がるのです。
ですから、間違いなく、成績を上げたいなら量が必要なのです。
ときどきお問い合わせで
指導スタイルについて聞かれることがあります。
先生一人当たり何人を受け持つのですか、とか
集団指導ですか、といった質問です。
成績や学力を上げる視点では、全く関係ないと思っています。
たくさん学習できることや一生懸命に取り組む姿勢をつくるしくみの方を重視すべきと考えているからです。
面談時には、嫌がれる覚悟で、「当塾はいっぱい学習してもらいます」とお伝えしています。
これが成績アップの原点だからです!